つぼいさとしの気まぐれ日記

日常の中で刹那に思ったことをつぶやきます!よろしくお願いいたします!

そう、ワインは教養である。

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

みなさんはワインがお好きでしょうか?

私はお酒が全般ダメで、まったく飲めない人に分類されるでしょう。

しかしワインだけは、美味しく感じなくても、

多少は飲むことができるんです。

 

それもあってか、ずっとワインのことは気になっていたのですが、

今回読んだワインの本がまあ面白いのなんのって、、

お酒がさほど好きではない私でもスラスラ読めましたし、

何より、、、

 

「ワインは教養であり、世界史である」

 

それを深く理解できた気がします。

 

ワインの奥深い歴史を解説してくれる本を、

今回は紹介させていただきたいと思います!

 

▼ワインは教養!?

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まず今回読んだ本はこちら👇👇

※本当におすすめですので、お酒に興味がある人もない人も、

勉強としてご購入されてはいかがでしょうか。

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この本を意義はタイトルに詰まっています。

ワインの知識は単にマニアだけの趣味的知識ではなく、

社会人が身につけておくべき『教養』だということです。

 

実際、この本を読んでそのことを実感しました。

ポイントは下記です。

 

①ワインの歴史は、世界史と強く結びついていること

②職種問わず、世のビジネスマン必須の嗜みとして広く認知されていること

③日本でも、これからその波が来る可能性があること

 

こんなところでしょうか。

本の内容を少し絡めつつ、①に関して深掘りさせてください。

 

▼ワインの歴史は、世界史と強く結びついている

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まず起源はいつ頃で、発祥の地はどこだと思いますか?

これは完全にはわかっていないそうです。

6000年、7000年も前からあったと言われていたりします。

今のイラクあたりで、都市伝説的な存在、

シュメール人が初めて作ったとされる説があったり、

その起源に関しては今でもたくさんの憶測が飛び交っているそうです。

#少なくとも、エジプト:ピラミッドの壁画にははっきり醸造しているような姿が描かれているので、低く見積もっても約5000年前には飲まれていたのです。

 

すごくないですか?w

紀元前3000年前ですよ?その果てしない歴史に驚嘆です。

 

しかし、ここで疑問。

 

なぜそこまで世界中にワインが広まったのか。

 

それは、世界史を学んだことがある人なら誰もが知っている、

ローマ帝国キリスト教が大きく関わっています。

 

世界史の中で、今も強い影響力で輝くローマ帝国

その帝国においてかの有名な軍人ジュリアス・シーザーが、

ワインの普及に大きく影響を与えました。

#ブルータスお前もか!で有名なシェイクスピアの劇で、広く知られた軍人さん

 

彼が帝国の領土を拡大させる際、

同時に支配した土地土地でワインを広めていったのです。

 

そしてさらにワインを特別たるお酒にさせたのはキリストの言葉、

 

「ワインは私の血である」

 

です。

ローマ帝国キリスト教を認めたことと合わせて、

キリストが言うこの言葉で一気にワインが世界的に広まり、

そして宗教的にも特別なお酒として認知されたのです。

 

この後も、ナポレオン3世が関わってきたり、

アメリカのゴールドラッシュが関わってきたり、

9.11の同時多発テロに市場が影響を受けたり、

まさに世界史の裏主人公と言っても過言ではないくらい、

ワインは人類史と密接に関わってきたのです。

 

 

▼フランスはなぜ、ワイン伝統国しての地位を築けたのか

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みなさんワインと言えばどこの国を想像しますか?

ほとんどの人がフランスかイタリアで、

特にフランスのイメージが強いことでしょうか。

 

しかしこれだけ歴史のあるお酒で、

そしてローマ帝国が大きく影響していて、

新興国もどんどんその醸造に参画しているのに、

その地位が揺らぐことはなかなかないじゃないですか?

 

なぜか。

 

【国全体で、ワインの製造に関して厳しくルールを定めているから】

 

これが一つの理由とされています。

 

○その土地のぶどうを何%以上使わないと認めない

ブレンドを許さない

 

など、これらの規制があったら、

天候不良に見舞われたら、もうその該当年のワインは作れないと思いませんか?

よく聞くじゃないですか?〇〇年ものって。

それだけ厳格につくっているからこそ!年々で違う輝きを放ち、

他の追随を許さない徹底したルール管理でワインの品質を守ってきたからこそ、

ワインの伝統という根強いブランドを確立できたのです。

 

▼まとめ

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いかがでしたしょうか?

ワインを学ぶと、世界史や世界の地理まで学べることになるんです。

私が取り上げたものなど、本全体から学べる知識量が100としたら、

0.01%くらいです。

しかし本の中にはたまに専門的なお話もあって、若干難しい箇所もあります。

作者さんには怒られちゃうかもですが、

そういった箇所は飛ばし飛ばしで読んでください。

それでもめちゃくちゃ勉強になります。

 

例えば、ワインの雑学コーナがいくつかあって、

ぶどうの種類やボトル、グラスの種類など、

すぐに実生活で通ぶれる(笑)学びもありますので、

そこを読むだけでも楽しいかもしれません。

 

海外の会社では、社内研修でワイン講座をする会社もあるみたい。

それだけワインは「世界の共通教養」として浸透しています。

 

これを機に、みなさんも学んでみてはいかがでしょうか!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!!

 

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