つぼいさとしの気まぐれ日記

日常の中で刹那に思ったことをつぶやきます!よろしくお願いいたします!

潮騒

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

本日は最近読了した、こちらの本をご紹介させてください。

 

潮騒

三島由紀夫

 

三島作品の中で唯一と言っても過言でない、

純然たる『青春恋愛物語』です。

まだ彼が29歳の頃の作品ですが、その才能はまさに圧巻。

 

簡単なあらすじ(紹介)と、

読了した後で私が感じたポイントをお話させてください。

 

是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

 

▼簡単なあらすじ(紹介)

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主人公の新治は、

伊勢湾の小島、歌島で船乗りを生業とする青年。

ある時、島では見慣れぬ純白な少女、初江と出会う。

彼女との出会いで、心はざわめき、

若者の人生という名の景色は一気に広がりを見せる。

しかし、広がりを見せた世界は苦しみに対しても門戸を広げる。

様々な苦難が間に割り込み、新治と初江の純愛を阻む。

美しい自然の恩寵、二人の清らかな体の接触

純愛を阻む周りの人間の感情の交錯、

その全てを三島由紀夫の生み出す華麗な日本語が飾りつける。

文学史上最も澄明な青春物語が、そこにあります。

 

▼美しい表現

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三島作品全体でそうですが、

やはりなんと言っても、三島由紀夫が生み出す美しい日本語表現。

本作でもそれが随所で輝きを帯びていました。

特に本作では、人の肉体に対する表現が生々しく性的で、

しかし美しさや儚さを感じる表現が私の目を惹きました。

 

例えば、、、

※厳格な初江の父、お風呂場での一コマ

 

「しかしその老いの裸はさすがに見事である。

赤銅色の四肢には目立ったたるみもなく、鋭い目と、頑強な額の上には、

獅子の鬣のような白髪が乱れ逆立っている(中略)

隆々たる筋肉は久しく使われないために硬くなり、

それが波に打たれていっそう峻しくなった巌の印象を強めるのであった

 

なんだか勇ましい、威厳のある船乗りあがりの初老の男性を、

強くイメージできませんか?

三島由紀夫の肉体に対する飽くなき情念と美的感覚は、

圧巻以外に表現する言葉が見つかりません。

ここまで肉体に対してリアルに書いても、

生々しくなりすぎずどこが美しさを感じるのは、

三島由紀夫の卓越した語彙力と、表現力が成せる技の結果であろうと、

強く感じました。

 

▼印象的なシーン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは本当に印象に残ったのですが、

新治と初江が、初めて裸を見せ合い、触れ合うシーン。

生々しく思うと思いますが、是非実際に読んでその表現をみてほしいです。

なんと美しい表現であり情景だろうと、誰もが必ず感じると確信しています。

 

嵐の日に灯台で待ち合わせた二人。

新治は初江を待つうちに眠ってしまい、目を覚ますと、

濡れた服を脱ぎ焚き火で暖をとる、初江の美しい肉体が眼前にあった。

気づかないふりをする若者。

それがバレて恥ずかしがる初江。

その後に繰り広げられる、生々しくも水々しい男女のウブな会話。

嵐が急に激しさを増し、彼らの心もさらに興奮状態に。

 

「その火を飛び越してこい!」

 

西洋の儀式の様に、初江は新治にこう言います。

 

このシーンがまあ、、、、、なんか良くて!!!

#急に語彙力失うなw

 

いろんなしがらみを乗り越える、問われる覚悟。

新治のその後の行動はぜひ、読んで確かめてみてください!

 

▼まとめ

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三島由紀夫の作品といえば、

作品のいたるところで「死」「血」それにまとわりつく生々しい「美」

これらのことが多く描かれていて、正直読む人を選ぶ作家さんだな、、、

なんて思っていたのですが、、(私はそこが好きですが)

この作品は、いい意味で濁ったものがないのです。

 

全てが澄明な世界であり、

いくつもの困難、災難はあれど、最後まで彼らの純愛はゆっくり育まれ、

ハッピーエンドで終わります。

 

そしてその舞台が、都会と隔絶された美しい自然に囲まれた小島であることも、

対照を帯びてより輝きを作品に持たせている気がします。

 

「なんか同性愛とか、結構ドロドロした感じの作品なんでしょ?」

 

と三島作品を読んでいると周りの友人から言われることがあります。

でもこの潮騒からわかる通り、

徹底的に、そして圧倒的に、人を描ききることで爆発する彼の作品の力は、

筆舌し難いものがあります。

 

ぜひ騙されたと思って、

なんでもいいので三島作品を読んでみてほしいです!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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全集中!作業にお勧めの音楽♪

こんにちは!

つぼいさとしです。

 

みなさんは、

仕事でもプライベートでも何か作業する時に、

決まって聞くお決まりの音楽はありますか?

 

私は〇〇が好き!!

みたいに特定のアーティストを好む思考へ行き着いたことがなく、

適当にミックスで音楽をかけていました。

 

しかし!!

先日読んだ本(脳トレの本)の中でお勧めされていた、

ある音楽を聴くようになってからは、

本当にびっくりするくらい集中できるのなんのって、、、

 

今日はその音楽に関して、

短いですがご紹介させていただければなと思います。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

バロック音楽🎷

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結論から言いましょう。

 

バロック音楽

 

今回私がお勧めしたい音楽の名前です。

ご存知でしたでしょうか?

私は知らなくて、なんならバロックというと建築様式を思い浮かべましたw

バロックという言葉は、、、、👇👇

 

Wikipedia先生より

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バロックの語源はポルトガル語のBarocco(歪んだ真珠)といわれ、元々は一部に見られるグロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称であったが、のちに広く17・18世紀の美術・建築に見られる傾向を指す様式概念として用いられるようになった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まあつまり、

特定の時代に生まれた芸術の総称みたいな感じですね!

 

バロック音楽自体は、

17世紀初頭から18世紀までの音楽です。

 

バロック音楽の特徴♬

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さて、ではどんな特徴があるでしょうか。

これは時代から考えていけば、イメージがなんとなくつきやすいかと。

 

バロック音楽が栄えた時代は、絶対王政時代です。

王様が大きく権力を持ち、

貴族たちが経済がダメになるくらい、とにかく豪遊していた時ですね。

#言い方悪いかw

 

当然、当時の権力者たちは作曲者にお金を出して曲を作らせる様にもなります。

作曲者も貴族たちに認められるようにしのぎを削りますので、

主流は「宮廷音楽」です。

 

聴いていただければわかりますが、

煌びやかで優雅な曲調のものが多いです。

基本的には、「王侯貴族を飾り煌びやかさを持たせるための音楽」

が中心であることは間違いないかと思います。

 

ちなみに、そんな煌びやかで優雅なバロック音楽でも、

たまーに少し悲壮感も入り混じった曲に出会うことがあって、

なんとも楽しいものですよ♪

 

▼人間の集中力に大きく寄与する📕

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そもそも音楽は、なんとなくみなさんも肌で感じている通り、

人の情報処理などに関して深い集中を作り出すと、

研究者の間では述べられているそうです。

 

バロック音楽はバッハやヘンデルとかが作る曲が有名ですが、

なんでも拍数(リズムの間隔的な)がとても適度で、

人の集中に大きく良い影響を及ぼすそうです。

 

▼まとめ&お勧めのバロック音楽動画

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いかがでしたでしょうか?

もちろん音楽に関しては人の好みもあるかと思いますので、

J POPやK POPなど、現代音楽が集中に効く場合もあるかと思います。

しかし、私も体験したからこそですが、

是非一度、試しにバロック音楽を聴きながら作業して欲しいです。

本当にお勧めです。

 

ここまで言葉でつらつらと話してきましたので、

最後にお勧めのバロック音楽動画のご紹介です。

 

バロック音楽にしては、少し悲壮感があって心にずしっとくるような、

重厚な音楽が多く収録されてます👇👇

www.youtube.com

 

THEバロック音楽といったような、煌びやかな音楽が多く収録されています👇👇

www.youtube.com

 

私は元々、

割とクラシックとかジャズとか好きだったので、

一気に沼にハマりましたが、

みなさんも是非騙されてたと思って、一度聴いてみください!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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仮面の告白

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

読書はジャンルの幅に限りをつけず、

ビジネス本、自己啓発、小説、教科書的なものまで読んでいるのですが、

最近小説をほとんど読んでいないなあと思いました。

 

読書好きの方とお会いすると、

やはり小説を読まれて方がほとんどで、会話に花を咲かせられないことも、、

 

そこで!!!

何か小説を読もうと思い立ち、YouTubeの紹介動画を見ていて、

これは!!と思うのを購入し読了したので、今日はそのご紹介記事になります!

 

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

#本当に読書特化ブログになってきたなw

 

仮面の告白

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今回私が購読したのは、、、

 

仮面の告白

三島由紀夫

 

です。

読書が嫌いな方でも、一度は名前を耳にするであろう、

三島由紀夫(敬称略)の著作です。

 

読んだ感想というか、

読後すぐに思ったのは、「読者を選ぶな〜〜〜〜〜〜〜」でしたw

 

なんでかというと、

エロティシズム(性的欲求に美学的視点を取り入れた考えですね)を、

同性愛者、性同一性障害の視点からその本質の深淵まで描いた、

なんとも強烈でセンセーショナルな作品だからです。

 

主人公(三島由紀夫の自伝的作品という見方もあるそうですが)が、

何に欲情を覚え、性的情念に瞳を奪われるのか。

そしてその自身の性的情念が、世間一般の視点からいかにずれているのか。

それに対する葛藤が、これでもかと描かれています。

死と密接に絡み合う、主人公の性的情念もまた、

読んでいて本当に強烈です。

 

しかしそんな強烈で過激?な表現の言葉を多く目にしても、

食い入る様に読んでしまうのは、

三島由紀夫が人の本質を追求し、理解し、

圧倒的努力によって成し得た美しい言葉を駆使し、

表現しているため、心を揺さぶられるからだろうと思います。

 

▼私の心が打たれたポイント

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内容は上の軽い紹介文で書いておりますので、

このセクションでは私が三島由紀夫作品を初めて読んで、

心打たれたポイントを話せてください。

 

○比類ない美しい日本語

正直、私はこのポイントにとにかく魅了されました。

本を読むことが習慣になってから、小説も何作か読んでいたのですが、

現代に作家としてトップにいる方々の言葉が未熟に感じてしまうほど、

三島由紀夫が生み出す表現、それを飾る言葉は果てしない深みを携えた、

とても美しい日本語でした。

 

例えば、、、

 

「感情は固定した秩序を好まない。それはエーテルの中の微粒子のように、

自在にとびめぐり、浮動し、おののいていることのほうを好むのである」

 

これは、男性の特定の肉体などに異常な嗜好を覚える主人公が、

園子という女性に興味を持ち、それが性的ではない何かであることに、

苦悩するような場面で出てきた表現。

 

この文だけを見ても、三島由紀夫がいかに人の本質を理解し、

どの言葉を使うことが適切かを追求していたのかがわかる気がします。

 

みな感情の平静を求めるけれど、実はそうではない。

だからこそ、老後は静かに暮らしたいと言っても人は働きたくなったり、

お金を手にした人でも、情熱という名の元に行動し続けるのかもしれない。

そこには平静ではなく、混乱に満ちた心の状態が存在するのにも関わらず。

 

どの言葉も、

逐一調べないとわからないくらい難しいのですが、

調べて読むと、「ああ、だからこの表現でこの言葉をチョイスしたのか」

と、三島由紀夫の言葉への情念が伝わってくる思いでした。

 

内容はもちろん、

一度読んで目で言葉に触れることだけでも、私はオススメします。

 

▼まとめ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしたでしょうか?

三島由紀夫の作品、読んだことがない方は、

この記事を見て少しは読みたくなりましたでしょうか、、?

 

上のセクションでも書いた通り、

難解な言葉が多く使われていて読むのに少し苦労するかもです。

ただ今回紹介した仮面の告白は200ページちょっとで読みやすいですし、

ぜひ三島作品に興味を持つきっかけとして、購読いただけると嬉しいです。

#私、当然三島由紀夫さんから何ももらってないけど宣伝してますねw

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

 

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私が実践するオススメの読書術

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

誰得か!?

と聞かれたら放つ言葉に苦慮しますが、

今日は私がどのように本を読んでいるか、

いわゆる読書術に関してお話ししたいなと思います。

 

と言うのも、

私は割と最近まで本が読めないと自称するみなさんと、

寸分違わない位置にいました。

 

・学生の頃から数えても、本を読んだことは授業以外にない

・そもそも活字の世界が嫌いすぎる

YouTubeみたり、漫画は読めるけど、活字は読めない読みたくない

・であるからして、電子でも紙でも、読了できたことはない

 

こんな感じでしたw

本当に本が嫌いというか、

そもそも苦手意識MAXだったので自身の脳にその存在が入り込むことも、

ほぼなかった。

 

そんな私が、

最近では週1冊〜2冊ペースで本を読み、

本屋で本を見ることに快感を覚えるまでに至っています。

本が読みたくても読めない人に向けて、

少しでもその一助になれればと思い記事にいたします!

 

前置きが長くなりましが、

最後までぜひお付き合いいただけますと嬉しいです!

 

▼アウトプットする機会をつくろう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは私自身が1番感じたことです。

確か、何かの動画でオリラジの中田さんもおっしゃってて、

激しく同意でした。

 

・誰かに教える

・どこかに発表する

 

これを意識付ける、

または仕組み化すると、爆発的に、

びっくりするくらいに本が読めるようになるんです。

 

私の場合は、このブログとX(旧ツイッター)でした。

 

最初はこのブログのネタになるから、

少し嫌だけど本でも読んでみようかな。

が最初でした。

 

しかしこう思ったが最後。

もう読書の楽しさから抜け出せませんw w

 

・人に伝える前提だから、強制感(責任感にも近い)が増す

・人に伝える前提だから、インプット力が上がる

・人に伝えることで、自身の理解度も上がり、また本が読みたくなる

 

このループなんですよ。

これが続くと習慣になって、読まないとその日は終わらせられない。

なんなら、半ば読まない事への恐怖感まで生まれる。

 

■自分流のSNS活用術(読書)■

ちなみに、今ではブログの他にX(旧ツイッター)でも簡単に発信しています。

何かというと、教養系の本は項目別に分かれていたりするので、

1日1ページ読んで、咀嚼した内容をX上に短文で投稿する。

 

やはり発信前提で読むと、まあ集中できますし、

後で投稿を見返して復習もしやすいので、記憶の定着にも繋がる。

 

一石何鳥にもなりうると思うので、

とてもオススメです!

 

▼興味のあるところだけ読んでも、読書です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明治大学教授:齋藤 孝さんも取材でおっしゃってた気がするのですが、、、

 

「全部読まないといけない」

 

この意識を捨てることです。

著者に申し訳ないなんて思わなくていいです。

(私も著者側ですが、必要なところだけ読んで楽しんでくれれば凄く嬉しいです)

 

なぜか本は全部読まないといけないとか、

本は汚しちゃいけないとかよくわからない空気感がありますが、

いいんです。

 

難しいところは飛ばして、自分の気になる箇所だけ読んでください。

そしてそれを咀嚼してSNS等で発信しましょう。

それを繰り返したら徐々に読書のハードルが下がって、

いずれ全て読破できるようにだってなると思います。

 

読書をたくさんしていると、

冒頭部分で「気になる箇所だけ読んでも結構です」的な序文が書かれている、

そんな本もたくさんあることに、気が付かれると思います。

 

最初にバーーーっと目次を見て、

気になるところだけ読む。とてもオススメです!

電子書籍であれば、目次記載の項目をタップすればそこまで飛べる本も多いので、

結構便利です♪

 

▼まとめ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしたでしょうか?

1番のオススメは最初にあげた「発信、発表する機会を作る」ことですが、

続けるには割と根気がいる作業でもあると思うので、

きつければ次に取り上げた、

「気になるところだけ読んで読破と考える」ところから始めるいいと思います!

 

余談ですが、本を読むと本当に世界が広がります。

私は本を読んでから変わりました。

自分の言葉がなんだか叡智を付与された気分になりますし、

ジャンルによってはニュースもわかるようになるし、

メリットしかありません。

 

この記事のおかげで、

私の様に読書を嫌いから好きに変化させることができる。

そんな読書をしたいけど苦手な方への、一助になれればいいなと思います。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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あなたの脳は無限の可能性を持つ

みなさんこんにちは!

 

最近週に1〜2冊ペースで本を読んでいるせいか、

ブログがほとんど本の紹介特化ブログになっているのでは?

と、思い始めているつぼいです。

 

さて、今日も本の紹介なのですが、

読んで感銘を受け、今回みなさんにご紹介したい本はこちら!

 

『LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業』

ジム・クウィック (著), 三輪 美矢子 (翻訳)

Amazonリンクはこちら👇👇

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私は電子書籍で読んだので、

実際の本の厚みはわからないのですが、500ページ近くあったので、

まあまあのボリュームと思います。

 

しかし!

これを読破した先に得ることができる成果は、

本当にワクワクするものです。

 

著者のジム・クウィックさん世界的な脳トレーナーで、

多くの著名人、企業などに対して指南してきた実績があります。

幼少期、彼は脳に傷を負いました。

学習で周りについていけず、非常に辛い思いをした方です。

その方が脳に関して研究を重ね、たどり着いた叡智を学ぶことができます。

 

科学的な脳の研究に基づき、

加速的な学習方法を知ることができる本書の中で、

私が印象に残った箇所を少しご紹介させてただければと思います!

 

是非、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

 

▼ちゃんと脳を使えてますか?

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これはどの世界でもそうであることが多いみたいですが、

学校で習う学習法は、基本受け身です。

先生の講義を聞いたり、与えられた教科書、

参考書を繰り返し見て丸暗記したり。日本で言うと、塾も大体そんな感じです。

 

でも脳の観点からいえば、

全く多面的に脳を利用することができていない。

人の脳は、与えられた範囲でしかものを考えられない代物ではありません。

 

そこで、より多面的な角度からものを考える思考法が、

本書では紹介されています。

※ビジネスとかでもすぐ使える、

実用的な思考方法です!

 

○6つの帽子○

細かい説明は、それぞれ載せていきますね。

 

・白い帽子

問題解決に必要な情報を集める。

白=研究者の白衣のイメージ

 

・黄色い帽子

問題を楽観的に考える。

直面する問題のポジティブな面を引き出す。

黄色=ポジティブ

 

・黒い帽子

問題の隠れた点や、リスクを考える。

問題を解決できなかった場合など、ネガティブな面にも意識を向ける。

黒=公平に善悪を見る、黒マントを纏う裁判官のイメージ

 

・赤い帽子

感情に表現の場を与える。

その問題の好き嫌い、感情的に怖い部分、恐れなどを考えていく。

赤=ハートのイメージ。

 

 

・緑色の帽子

創造性のモードになる。

問題の良し悪し両面から分析し、感情的にも見てきた。

次に創造性を持って、問題にどのような利点をもたらせるかを考える。

今までにない方法はないだろうか。

はるか広大な草原のイメージ。

 

・青い帽子

管理者モードになり、その問題の取り組み状況を客観的に分析する。

生産的か、メリットを活かしながら取り組めているか。

青=全体像を見つめる、空。

 

 

一つの問題を受動的に、一直線に進んでは脳の無駄遣い。

このように分析し、感情を考慮し、そこから新たな取り組みはないか創造し、

最初と最後で全体を俯瞰で見て、方向性を強固にする。

 

多面的に問題を考えることで、脳が鍛えられる。

この方法を意識して行えば、会議でも少し違った目線でものを見れて、

周りから一目置かれるかもしれません。

みなさんもぜひ試してみてください。

 

▼本書を読み、全体を通して痛感したこと

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他にも、この本には無数の脳トレ

その方法を実践的な角度から紹介されています。

 

読書のやメモの仕方まで、

脳がより対象の行為に対して効果を発揮する方法を説いてくれてるんです。

 

ただ何度か本書で繰り返し、

表現を変えて訴えかけている言葉がありました。

 

それは

「自分を信じる」と言うこと。

 

例えばみなさんは人生の中で、

こんな思考になることはありませんか?

 

「どうせ自分なんて〇〇」

「私は○○だから」

 

それは本当にそうですか?

反して肯定的な結果が出たことは、一回でもありませんでしたか?

 

脳は、意志に応じて変化する

 

これは研究者の間でも発表されている事実です。

 

一度本書を読んで、

自分は〇〇だからと蓋をするような発言をしていないか、

ノートに書きまとめてみてください。

そしてそれを逆の思考で考えてみてください。

 

「いや、こうした時はこうだったから、今度はできるかもしれない」

 

これだけで、大きく生活が変わってくるんです。

 

▼まとめ

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本書を読んで、👆でも取り上げた、

「自分の意志に応じて脳は変化する」

これは深く理解でき、私の中で答え合わせにもなりました。

 

私は、自分が本を書くまで本を読んだことがほぼなかったし、

読書が大嫌いでした。

でもこのブログを始め、

発表の場を意識して本を読むと、驚くほど読めるようになったのです。

というか、今は本屋で本を眺める事にすら、大きな快感を覚えるほどw w

 

「何か目的があれば、自分はサボらず頑張れるな」

 

そう思ってブログを始め、

そう思って本を読み始めたのが最初の一歩。

 

そこから脳が呼応して変化し、

今の読書好きにまで進化してくれたのだと思います。

 

是非本書を読んで、

脳の可能性を知る旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!^ ^

 

 

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数字だけに囚われるな!全ての数字には意味がある

みなさんこんにちは!

 

つぼいさとしです。

今日は、最近読んだ本のご紹介です。

本のタイトルはこちら👇👇

 

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~』

 山田 真哉さん著

Amazonリンク】

www.amazon.co.jp

 

なかなか面白い、独特なタイトルですよねw

一言でいうと、会計学に関する本です。

 

はい、そこのあなた。

もうこの記事を閉じよう。そう思いましたね?

怒らないので、正直に言ってください。

 

大丈夫です。みなさんの気持ち、とても理解できます。

私もそういう数学的な世界がとても苦手で、自分には無理だと思ってました。

本屋に言って、簿記検定の参考書をチラ見しては、

そっと閉じる毎日。

 

ただ仕事上やっぱり学んでみたいと色々本を探していたのですが、

この本は最適で最高でした。

 

難しい言葉、専門的な言葉をちょいちょい出てきますが、

そういうところは読み飛ばしてもOKだと思います。

 

日常の疑問を複数取り上げ、

私たちが普段触れ合っている世界は会計で溢れている事を、教えてくれます。

 

数字や専門知識からのアプローチというより、

「会計の考え方」を解いてくれる本ですので、

本当にサクサク読めます。

 

この記事では、

本の中で取り上げられている内容を少しご紹介させていただければなと思います。

 

是非最後までお付き合いください!

 

▼街の外れにある高級フランスレストランはなぜ潰れないの?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みなさん思ったことはありませんか?

 

「このお店、人が入ってるのほどんど見たことないけど、

どうして潰れないんだろう?どうやって生計を立ててるんだろう」

 

散歩してたら、

まあ誰もが一度は経験したことがある感情、思いではないでしょうか?

 

本書の中では、著者の自宅近くにあるフランス料理店が例に上げられています。

値段は普通に高くて、でも人が入ってる様子はあまりない。

なのに、一向に潰れる気配もない。

 

みなさんはどうしてただと思いますか?

 

答えをバンッと言っちゃいますね。

 

【副業と連結して事業を行なっていたから】

 

どういうことか。

著者は実際にお店に行ってみて、トイレに貼られたチラシ見て納得したそうです。

それが、、、、

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『大人気!しめきり間近!

<シェフが教えるフランス料理教室>

<ソムリエが教えるワイン教室>

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

私もこれを読んだ時、

「そういうことか!!!」

って家で叫びましたw

 

あえて高級であることにも意味があったわけです。

変に安い店ではなく、高級フレンチ店のシェフから教わる方が、

受講者にとっても箔がつきますからね。

 

ちなみに定員は10名で、ワインと料理の教室が2つずつあります。

それぞれ月1回開講なので、毎週やっていることになりますね。

月謝は1万なので、10人×4教室×月謝の1万円=40万の収入です。

これに加え入会費をとっていて、

入会費は経費とかかからないのでそのまま利益計上されるとして、

収入はさらに上乗せされます。

 

さらに!そこで学んだ生徒はお店のリピーターにもなり、

卒業後はたまにきてくれる常連のお客様となる。

 

これなら、たとえ何千人、何万人を集客しなくたって、

お店が成り立つわけですね。

 

こういった本業と副業をつなげつ経営の事を、

会計学では「連結経営」というらしいです。

 

身近な疑問も会計学で説明することができるなんて、

驚きですよね。

 

▼数字の考え方について

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さてこれも面白い、というか私のような数字苦手人間には朗報です。

 

「数字は、全部見ようとしなくていい」

 

著者の山田さんは、こう言ってくれています。

何も会計士さんだって、たとえば会社の決算書全部を見ている訳ではないし、

そんな全部見てたら日が暮れてしまいます。

自分にとって今の重要な数字だけ見て、全体像を想像すればいいんです。

#木を見て森を想像する

 

例えば不動産業者は、ライバル店の売上全ての数字を見るわけではない。

ライバル店が広告に記載している物件の『売り出し日』に注目する人もいるそうな。

売り出し日からどのくらい経過しているかで、

そのお店がどれだけ売るのに苦労してるかがわかり、

自分たちの次の一手が見えてくるということ。

 

ビジネスマンだから、

売上も全部理解して、数学の勉強もして、あああああああ!

ってなるのではなく、まず自分にとってとても大きく影響して、

かつとっかかりやすい数字をよく見て分析し、全体を想像すればいい。

 

数字が苦手と感じる人は、

非常に心が楽になる考え方ではないでしょうか。

 

▼まとめ

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どうでしたでしょうか?

あえて今回、本のタイトルのさおだけ屋に関してこの記事では触れませんでした。

本書の最初の方でその理由は説明されていますので、

気になった方は是非ご購入して読んでみてください!

 

特に印象に残った言葉は、

「ありとあらゆる数字には意味(背景)がある」

という言葉です。

 

数字を数字として見るのではなく、

ここってこうだから、この価格なのか。

とか、

こういう理由だからこの数字設定なのか。

とか、その意味を理解しようとすると、

数字に対する拒絶感がかなり薄れるかと思います。

 

あんなに嫌だったのに、

私は会計の本を即買って、今、会計の勉強が楽しいですw

 

みなさんも是非、

この本でもなんでも会計に関する本を読んでみて、

自分の数学的センスを磨いていっていただければなと思います!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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ライト兄弟から何を学ぶ?

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

みなさんはライト兄弟をご存知ですか?

教科書にとかにもよく出てくる兄弟です。

以下、Wikipedia大先生より抜粋👇👇〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ライト兄弟(ライトきょうだい、: Wright Brothers)は、

アメリカ合衆国出身の動力飛行機発明者かつ世界初の飛行機パイロットの兄弟。

世界最先端のグライダーパイロットでもある。

自転車をしながら兄弟で研究を続け、1903年に世界初の有人動力飛行に成功した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

誰もが一度は名前を聞いたことがありますよね、

世界で初めて飛行機を発明し、かつパイロットになった兄弟です。

#世界初に関しては、一応諸説あるみたいだけど、、、

 

今読んでる書籍の中でこのライト兄弟の話が出てきて、

その内容が非常に興味深く、現代を生きる我々にも通じるものがある。

そう思い、今回共有させていただこうと記事にしました。

 

是非、最後までお付き合いいただけます嬉しいです!

 

▼決して順風満帆ではなかった彼らの偉業

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飛行機の礎を作った兄弟です。

誰がどう考えても、後世に語り継がれる偉業だと思います。

でも、彼らは周りのみんなに応援されて、

順風満帆に開発・研究、その過程を楽しめていたと思いますか?

 

全く違ったそうです。

1903年12月17日の初飛行から帰郷した兄弟を待っていたのは、

ブラスバンドの陽気な音楽でも、観衆の輝く声援でもなく、

故郷からの疑いの目だったそうです、、

ライト兄弟の伝記を書いた著述家、フレッド・ケリーさんによれば、

故郷の人は兄弟のすることをなかなか信じなかったと書いているそう、、

 

「この海岸が特別条件が良かっただけじゃないのかね。

君たちが嘘をつくとは思えないし、飛んだことは認めるが」

 

みたいな事を言った住民もいたそうな、、

とても応援してる雰囲気には感じないし、

彼らが順風満帆に研究をしていたとも思えないですよね。

 

故郷だけではありません。

当時、世の有名な科学者たちが早々に「飛行は科学的に不可能」と、

結論付けていたものですから、

記者も恥を恐れてほとんどの人が兄弟の偉業を記事にしなかったそうです。

有名な科学者たちを、正面から否定することになりますからね、、

 

しかし彼らは、決して諦めなかった。

その後めげずに何度も改良を重ね、偉業を残し、

彼ら兄弟の名は、今でも私たちの記憶の中で語り継がれています。

 

▼これを自分に落とし込んでみる

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このライト兄弟の話を本の中で知った時、

世間の想像力がいかに頑固で、自分の理想と一致させることが難しいかを知りました。

だから、そのような周りの声に惑わされるのはやめた方が賢明なのかもしれません。

 

私は、会社員をやりながら本を出版しました。

しかしやると決めた時は、、

 

「本なんて出版して何になるの?」

「どこに向かってるの?」

「本なんて今時出しても意味ないよ」

 

みたいな事をたくさん言われました。

もちろんその意見全部に一理はあるのでしょう。

 

ライト兄弟の話を受けて、

周りの意見なんて全部無視しちゃえ!!!!!!!!

なんて、極論に達するつもりもありません。

 

でも大事なのは、

自分がやりたいかどうかです。

どのように生きたかです。

 

「表現活動を通して、世界は美しいんだと伝える」

 

その自分の生きる信念に従って、周りに流されず信じて突き進め!

ライト兄弟の話を、自分の中ではそのように落とし込みました。

 

▼まとめ

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みなさんはどうでしょうか?

 

「周りの声を聞き、諦めたことはありませんか?」

「周りの声を聞き、自分の信念に嘘をついたことはありませんか?」

 

私はたくさんありました。

でも自分を信じてあげることは、他でもなく自分の仕事であることも、

強く心で学びました。

 

もし自分のやりたいことがあって、

でも周りの人には反対、批判されている。

 

そんな人がこの記事を読んでくださった方の中にいらっしゃれば、

少しでも応援という名の一助になれば嬉しいです!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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経営者から学ぶ、仕事において最も大切なこと

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

最近読書にハマってしまって、

週何冊ペースで読み進めています。

 

今は有名人の自伝にハマってます。

ビジネス本とか自己啓発本のコーナーで、

有名企業の経営者さんの写真が載った自伝本を、よく本屋さんでみませんか?

#なんか大体の経営者さんって腕組んでますよねw

 

何冊か読んで、

どの本(経営者がやってきた事)でも、共通していることが1つありました。

これはみなさんにも役立つかなと思いましたので、

今日はその共有の記事になります!

 

最後までぜひお付き合いいただけると嬉しいです!

 

▼有名企業の経営者が必ずやっていたこと

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みなさんはどのようなことだと思いますか?

読書とか、勉強とか、メモ術とか、

時間管理方法とか、人間関係の選別とか、

マインドとか、そういったビジネススキルと呼ばれる類のものだと思いますか?

 

私もそう思ってました。

 

でも違ったんです。

引っ張ってもアレなので、結論から先に言います。

 

『人と真正面からぶつかり、対話する』

 

これなんです。

私が読んだSONY社長の自伝や、アメリカ本社ディズニー社長の自伝、

大手出版社の社長、TOYOTAの副社長など、どの社長も同じでした。

 

「え、めっちゃ当たり前じゃない?それだけ?」

 

って思われるかもしれません。

でも違うんです。

徹底的に、社長がそこまでやるかというレベルでやっているんです。

 

○頻繁に社員とランチ会など食事の機会を設け、対話を続けた

○会社同士の取引など行う時は、どんなに遠くの場所でも自分が赴いて、

直接会話を重ねた

○社員に嫌な事を告げる時も(クビとか、プロジェクトから外すときなどですね)、

誰かにやらせるでなく、自分で直接言う

 

こういった事を、(あくまで本の中の一例です)

少なくとも私が読んだ本の経営者さんたちはみんな行なっていました。

これをやってたから、という理由だけ彼らは成功したわけではもちろんないです。

でも、人から逃げず真正面からぶつかり苦労してきた姿が共感を呼び、

信頼と人望を生み、彼らの成功の一助になったことは否定できません。

 

▼自分に落とし込んで考えてみる

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これをみて、

組織で働くみなさんは、どのように感じたでしょうか?

自分は大反省でした、、、、、

私は会社員で、役職もついているため、

誰かに指示を出したり判断することが毎日ある人間です。

自分よりも時間がなく制限もたくさんある社長たちが、

ここまで人と向き合い、落ち込み、悩み抜いて判断を下しているのに、

私は大好きな職場の仲間と、本当に向き合えているのだろうか。

 

自信を持って言えない自分がいました。

 

「あの人はなんで言うことを聞いてくれないんだ」

「なんであの人は○○なんだ、、なんで直らないんだ、、」

 

のような自分が普段思っていたことが、いかに傲慢で自分勝手だったか。

 

「嫌われてでも言わないといけない」

 

よく言われているのを聞く言葉。

これを思ってうちは人と良い関係なんて結べない。

 

「嫌な事言ったくらいで嫌われる程度の関係しか、

お前は築けていないんだ。その人に何も与えられていないんだ」

 

最近こんな言葉を、

とある有名人が言っていました。

 

まさしく、

私が本を読んで得た経営者方々の人生の教訓を、まとめてくれていると思います。

 

この人と向き合う方法が、

全員に正しいかどうかは分かりません。

でも向き合い、ぶつかり、相手に何を与えたものだけが、

誰かに何かを与えてもらえるという、人間の本質を理解しているかどうかで、

私たちの人生は大きく変わることは確実ではないでしょうか。

 

▼まとめ

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私はこういった自伝的な、自己啓発本みたいな本が苦手でした。

苦手というか、読まず嫌いですねw

意識高系みたいに揶揄されのも嫌だからですかね。

でも、読んでこなかった事を後悔しました。

 

だって、その人が経験してきたこと、

学んだこと、それがたったの1,000円前後で知識として買えるんです。

例えば有名経営者とお話しする券なんてあったら、何10万でも足りないと思います。

 

経営者の人生は経済史や近代史とも大きく関わってくるので、

その勉強にもなります。

 

この記事を読んで気になった方がもしいらっしゃったら、

ぜひ購入して読んでみてください。

自分の気になる業界の経営者の自伝でも良いですし、

読まれたら必ず見識が広がると思います。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

今日も良い1日をーーーーー!

 

 

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細部に神は宿る

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

今日はこの本の紹介です。

 

『たった一人の熱狂』

 

著者は見城徹さん。

出版社、株式会社幻冬舎代表取締役を勤められる方です。

YouTubeで最近目にすることがあり、

画面上から伝わる人柄に興味を持ち、今回書籍を購入させてもらいました。

 

タイトルの通り、

彼の熱狂という名の人生を描いた作品です。

しかし、ただの自伝というわけではなく、

本として非常に読みやすく、わかりやすい構図になっていて、

誰でも読みやすいと思います。

#各章の最後に、まとめとして見城さんの格言が入っています。

そも言葉が簡潔明瞭で、心に残りやすい。読んだ後の満足感は一入です

 

この記事では、

私が最も印象に残った言葉を紹介させていただければなと思います!

 

▼「小さいことにくよくよしろよ!」

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私はこの言葉が、非常に強く心に残りました。

見城さんは圧倒的な努力で駆け上がり、

41歳で角川書店の取締役までいき、その後独立し創業した幻冬舎を、

また圧倒的な努力で日本有数の出版社にした人です。

 

そんなバリバリの仕事人間である人から、

「小さいことにくよくよしろよ!」っていう言葉が出ると思いますか?w

 

この言葉の意味は、

業務でも人間関係でも、些細なことに気を配れない人が、

いい仕事なんて絶対できないぞというニュアンスで、この本では書かれています。

 

「ああ、あの時はこう言えば良かったのかな」

「あんなこと言って、傷つけてしまったかな」

「もっとこうすればうまくできたんじゃないかな」

 

そんなことを毎晩悩みに悩んで、

今でも睡眠障害に悩まされるほど、彼は小さいことにくよくよしてきた。

でもそんな彼だからこそ、人の心を震わし、好かれ、

今の成功があるのだと思いました。

 

そしてこの言葉を如実に表しているのが、

彼のSNSとの向き合い方。

「755」というアプリでSNS発信を行なっている見城さん。

発信者がいて、それに対してフォロワーの方がコメントできて、

相互のやり取りができる機能があります。

X(ツイッター)でもなんでもそうですが、

みなさんSNS上の一件一件のコメントに、超絶真剣に向き合っていますか?

 

SNSは相手の顔も分かりませんし、

そこまで熱意を持って真剣に向き合うのは不可能に近いです。

でも彼はそうじゃない。

 

「せっかく自分に対して時間を割いてくれているのだから、

このやりとりを無下にしたくない」

 

と、時に2時間くらいやりとりすることもあるそうですw

カフェや居酒屋で、対面で知り合いと熱い議論を交わす熱量と、

なんの差もありません。

他の人にとって小さなSNSのやりとりでも、

彼はしっかり誠実に、熱狂して向き合っているのです。

 

これには私も心を叩かれた気分でした。

これほど地位も名誉もある人が、

無名の人だろうとなんだろうと、常に真剣に人と向き合って、

日々を必死に生き抜いているんです。

 

自分は何をやっていたんだろう。

細かいこと一つ一つに気を配り、

人と正面から向き合っていただろうか。

 

『小さいことにくよくよしろよ!』

 

この言葉は、

全人類に必要な言葉であり、教養なのではないでしょうか。

 

これをやれる人が、真に思いやりのある人ではないのでしょうか。

 

この言葉を胸に、

常に自問自答しながら、誠実に人と向き合い生きていこうと決意できました。

 

▼まとめ

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紹介した言葉以外にも、

いくつもの魅力的な言葉と、

それを実践してきた彼の具体的な人生が書かれています。

「野心なんか豚に食われろ」

「癒着に染まれ」

強烈な言葉ばかりです。

目次を開いて、自分が気になった言葉から読むのもよし。

どこから読んでも非常にためになることを、私が保証します。

 

気になった方はぜひ購入して読んでみてください!

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それではまた次の記事で♪

良い1日をーーー!!

 

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3年続けろは古い考え?

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

今回は自分の体験談になるのですが、

よく社会人になりたてで、環境の変化に悩む若者へ言われる言葉、、、

 

『とりあえず3年は働け』

 

について、自分が思うことを共有させていただければなあと思います。

私自身はアラサーで、今の会社に新卒で入社してからとっくに3年を過ぎています。

30歳前後は個人的におじさんと思っていたのですが、

世間的にはギリギリ!!まだ若者に分類されると友人から勇気をもらいましたので、

そこそこ今時の人目線で語れると考えています。

 

なんか最近、、、

 

「選択肢が多いのに3年続けろとか時代遅れ」

 

みたいな、昔の考えを否定するような世の中の流れと、雰囲気を感じます。

先述の通り、私はギリギリその渦中にいる若者ですが、

そんな風に、先輩たちが死ぬ気で働いて日本を守ってきて、

その上でたどり着き残した考えを、

全部「悪しきしがらみ」、みたいに片付けたくありません。

 

本当に個人的な語りになりますが、

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

▼3年経過した時に感じた体験談

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結論から私の考えを言ってしまうと、

 

『続けるのが辛かったら無理せず、でも続けたら見えてくるものがある』

 

です。

そもそも職場の環境が自分に合わなかったり、

人格的に酷い人が周りにいたら、続けるもしんどいと思うんです。

そんな時はパッと辞めちゃって、ゆっくり休んで、また走り出せばいいんです。

「3年続けろ」は何も辛い人を縛るものじゃなくて、

続けられる環境にいる人に対しての言葉だと思ってます。

 

もしあなたが、職場環境的には特に何も問題がなく、

続けられはするけど、仕事が面白くないしなあ程度のお悩みであれば、

必ず続けた方がいいと思います。

 

なぜか。

 

私がそうだったから。

新卒で入って、同期の中で1番出来損ないで、毎日めちゃくちゃ怒れていました。

辞めようと何度も考えました。

でも当時は今みたいにやりたいこともなかったし、

辞めてポンコツの自分が次の職を見つけられる自信もなかった。

なので、周りの支えもありながらですが、必死に仕事を続けてみたんです。

 

これは最近ふと振り返って思ったことなのですが、

思えば3年くらい経過したことから、

 

・業務の全体像

・社会人として大事なこと

・勤めてる会社のこと 業界のこと

・そして何より、一緒に働く仲間のこと

 

これらのことがわかってきて、急に周りの評価含め仕事がうまくいき始めたんです。

そして、4年目くらいの時、

自分が本を書くきっかけになった人との運命的な出会いもありました。

その方は独立して会社を辞めてしまったけれど、

今では職場の人みんな、私の外の活動を応援してくれています。

※部長なんて私が本を出した時、いの1番買って喜んでくれましたw

 

あの時辞めてしまっていたら、

大好きな仲間も、今の自分にも出会えてなかったし、

本当に3年続けて良かったなあって思います。

 

でも当時はとにかく必死でしたので、

こうなるなんて思ってないし、今思うと良かったなあって感じですw

 

▼まとめ

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重ねて言いますが、

新しく会社や組織に社会人として入って、

その環境が精神的に辛いようであれば、絶対辞めて休んだ方がいいです。

私はたまたま人に恵まれて助けてもらって、

結果的に続けられてただけなので、、、

でももし、辛いわけじゃないけど、、、くらいのものであれば、

ぜひ続けてみてください。

3年経ったあと、何か見えるものが必ずあると思います。

それがネガティブなものか、ポジティブなものかは分かりません。

でもどちらにせよそれが分かっただけ、

人生にとってはとんでもない進歩だと思います。

そういった経験が今の素敵な自分につながっていくと、私は信じています。

 

確かに、過去の教えや考えが悪しきものになって、

否定してアップデートしないといけないこともあると思います。

でも、私たちの偉大な先輩たちが残したものを頭ごなしに否定するのではなく、

常に敬意を持って接して、

自分の人生に必要なものを取捨選択するのがいいかもしれませんね!

 

なんだか言ってることがぐちぐちしてましたかね、、

どうかお許しください。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!!

 

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