現代人にも通用する?孫子の兵法
みなさんこんにちは!
つぼいさとしです。
誰もが一度は、
その耳で聞いたことがあるのではないでしょうか?
『孫子の兵法』
例えばゲームとか、例えば会社員のビジネススキルとか、
色々なところで今も影響を与えている、偉人の教えです。
私も勘違いしていたのですが、
孫子という方が書いた本だと思うじゃないですか?
『孫武』という昔の中国の武将が書いた本、それを孫子というみたいです。
それが孫子の兵法と呼ばれているのです。
#紀元前500年前にいた人だから、
いったいどれだけの時を超えて受け継がれているのか。すごすぎます。
・彼を知り己を知れば百戦して殆うからず
みなさんはこれを聞いたことが、もしくは目にしたことがありますよね?
自分だけでなく、相手を徹底的に理解せよ。
そうすれば戦いに「負ける」ことはない。いつの時代も通じる考え方です。
これが孫子の兵法からの引用なのです。
ずっと気になってはいたのですが、
固い学術的な本が多いので敬遠していました。
ただ!今回マイルドでわかりやすい本を見つけ読みましたので、
その紹介をさせていただければと思います!
▼参考書籍の紹介
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○現代社会を例にした図解入りで、内容をイメージしやすい
○わかりやすい現代語に意訳してくれているので、わかりやすい
○文字の大きさ、文量ともにちょうど良くとても読みやすい
タイトルからわかる通り、
漫画のようにスラスラ読めるのでおすすめです。
👆の特徴でも書きましたが、
どの章も読者に寄り添った優しい文章で書かれていますので、
誰でもとっかかりやすいと思います。
この書籍以外にも、
全部は網羅していないけど、現代で使えそうな箇所を漫画にした書籍もありますし、
ご自身にあった本を探して、ぜひ読んでみてください。
▼現代でも通用しそうな教え2選
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正直、ぜーーーんぶ現代でもタメになる教えなのですが、
全部紹介すると何記事あっても足りないので、ここでは2個紹介させてください。
①必ず謹みて之れを察せよ
必ず慎重に敵の様子を観察せよ、という意味です。
戦であれば、「相手が〇〇な状況なのにやらないのは〇〇な証拠だ」
みたいな事をよくよく観察して突き詰めて何個も考えていけば、
余計な戦闘も避けられるし、相手が嫌なことも好きなことも行動に移せ、
有利に事を運ぶことができます。
めちゃくちゃ現代でも応用できる考え方ですよね。
仕事てもプライベートでも、敵ではなくても常に相手が存在します。
相手を徹底的に観察して、相手の行動、心理パターンを予測できれば、
余計な衝突も避けられるし、相手がされて好きなことがわかれば、
とても友好的に、スムーズに物事を進める一助となるはずです。
②算多きは勝ち、算少なきは敗る
計略が多いのもは勝ち、少ないものは負けるという意味です。
なんかせこい!!!!!って思いますか?
私もこれ見たとき一瞬思ったのですが、至極真っ当で、とても役に立つ考えです。
#そもそも戦争は命の取り合いで、騙し合いだからより真っ当
相手を見て、
自分の事を語りたがりな人が目の前にいるなら、
例えソレを知っていても知らないフリをして質問して、相手を気持ちよくさせる。
相手を見て、
かなり嫉妬しがちな人なら、自分の力や本心を隠しつつ、
献身的に相手を支え、時がきたら友好的にうまくその人を飲み込む。
みたいに、一見せこく感じても、
よく観察して相手毎に計略を決め実行に移せれば、
これもまた余計な衝突を回避して、
相手を思い通りに動かすことができるかもしれません。
▼まとめ
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2点だけ取り上げさせてもらいましたが、気づきましたか?
この孫子の兵法には他にもたくさんの指南がありますが、
そのほとんどが、、、
「相手を徹底的に調べろ」
これなんです。
意外にも、いかに戦わないで勝つか、それが説かれているんです。
そりゃそうですよね。
戦争では多くの命はもちろん、莫大な費用が消し飛んでしまいます。
短期で決着できないなら、デメリットが大きすぎるんです。
現代でもそう。
すぐに、もしくは大きな力で解決できないなら、
余計な衝突は心と体を消耗させます。
思えば、私も新卒で今の会社に入社して最初に教えられたことは、
「相手が次、何をするか考えろ」
でした。
人との関わり合いで生きている以上、
相手への「思いやり」を欠かしてはだめ。
私はそれをちゃんとできてなかったなあと、改めて反省しました。
この孫子の兵法は、
マイクロソフト創業者のビルゲイツさんらも愛読しているそうです。
幾重にも複雑に重なり合った時を突き抜け、
世代を超えて読み継がれる孫子の兵法。
みなさんもぜひ一度読んでみてください。
冒頭で話した通り、今は漫画版とか読みやすい書籍がたくさん出ているようです。
人生の一助になること間違いなしです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
▼本を出版しています。レビューなど書いてくださると泣いて喜びます(ΩДΩ)