つぼいさとしの気まぐれ日記

日常の中で刹那に思ったことをつぶやきます!よろしくお願いいたします!

こどもという鏡

みなさんこんにちは!

つぼいさとしです。

 

今日はちょっと複雑なエモーショナル気分になった、

そんな出来事を共有させてもらえればなと思います。

 

ここ最近、同じような場面に3回も短期間で遭遇したものですから、

なんだかじっくりその事に関して考えろ!

そう誰かに言われている気がするんです。

 

どれも、親御さんに駄々をこねる小さな女の子のお話です。

 

◆シーン①〜北海道から東京へ帰る飛行機内で〜

その時はたくさん旅行記として記事を投稿させていただきましたが、

7月半ばに私は北海道に行きました。

その帰りの飛行機内、あと30分くらいで羽田空港に着こうかという時に、

その時間は訪れたんです。

 

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少し離れた前方の方から、

やたら大きい声で泣く女の子声が飛行機内を駆け巡ります。

声色的に、そんなに小さくなくて、小学校低学年くらいかなあって感じでした。

その女の子はずっと泣いていて、

でもやたらと口にしていたのはこんな言葉、、、

 

「もうお母さん触らないで!いやあ!いや!」

 

飛行機中で、ベルトサインが着陸までほぼずっと点灯していたので、

何が起こっているかは全く確認できませんでした。

 

ただ、周りの添乗員さん(天下のJAL)が特に何も動かず、

平然とサービスを続けていたので、

恐らくですけど、子供が普通に駄々をこねていたのだと思います。

 

ただ、着陸まで、

いやなんなら着陸して外に出るまでの待ち時間もずっと泣いていて、

 

「ママなんて嫌い!」

 

とか連呼してたので、

子供も辛いけど、言われているお母さんも本当に辛いだろうなあと思いました。

 

◆シーン②〜帰宅途中の電車内で〜

この後の③と時系列前後しますが、これは一昨日の出来事です。

休日出勤によりへとへとになって、帰りの電車に飛び乗り、

軽くうとうとしていたところ、、、

突然耳を襲う大きな声が。

2組の家族が家族同士で乗ってきていて、

その内の1組で、

小学校低学年くらいの女の子がお母さんに向かって泣いて叫んでいました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「いやあ!触らないで!なんで、もう!いやあ!」

 

またきました「触らないで」

なんか今の小学校ではこの言葉がいたずらに流行っているのか?

そんな風に思いました笑

 

ただ本当に大声で👆のような言葉を叫び泣き続けるものですから、

周りのご家族はお子さん含め、みんな居心地悪そうにしていました。

 

お父さんが間に入ってなだめていましたが、

電車を降りるまで、いや降りて発射するためにドアが閉まっても、

しばらく外から泣き声まじりの叫び声が聞こえきたほど、、、

 

バツの悪そうな顔をしたその女の子のお母さんの顔、忘れられません。

 

◆シーン③〜地元の地下鉄内、休日の出来事〜

これが最も印象に残った最近の出来事。

ちょうど1ヶ月くらい前、地元の大きなスーパーに行った、

その買い物の帰り道、地下鉄内での出来事です。

 

デパートの最寄り駅から乗車した瞬間、

大きな泣き声まじりの叫び声が、、、、

もうその声はすでに車内を充満していました。

 

「やだ!痛い!やだ!触らないで!いやあ!」

 

出ました。

またまた触らないで。

 

しかも痛い!とか言っているから、

お母さんが虐待でもしているのではとみんなもジロジロみてました。

申し訳なく思いながら私も見ていたのですが、

お母さんは何もしていなく、ひたすら呆れた声で子供に謝っていました、、

 

「ごめんね、お母さんが本当に悪かったね。ごめんね」

 

でも女の子はおさまりません。

 

「いやあ!お母さんのスカートが目に入った!いやあ!」

「なんでお母さんは長いスカート履いてるの!わたしより長い!」

 

鼻水ズビズビしながら、

お母さんがする小さな行動全てに反応して、

拒否反応の叫び声を上げ続けていました。

 

もちろん女の子も辛いと思いますが、

あんなに責められたら、、、、

お母さんのあの辛そうな顔が今も脳内から離れません。

 

さてさて、こんな出来事が続いて、

母親に電話する機会があったので聞いてみたんです。

 

つぼ「母さん。こんな出来事があってさ。どう思う?

なんだかお母さんが可哀想すぎて、、

どんなに可愛い我が子でも、あんなになったら疲れちゃうよね」

 

「うーーん。そうねえ。でもねさとし。

子供は見ているのよ。わかる?親の真似を絶対しているの。

つまり、悪意はなくても、家でその子の母親は、

その女の子と同じような言い回しをしちゃっているんだと思う。

それに加え、外でごねてもお母さんが強く怒れないのもわかっているのよ」

 

ほえ〜。

なんか母の言葉は重いですな。。。。

考えさせられる。

母はこう続けました。

 

「親になったからって、成長するわけでも偉くなるわけでもないのよ。

親になったからこそ、自分がより成長していかないといけないの。

辛い事だけど、目の前の自分の子供は、自分の鏡なんだから。

絶対自分事として見る事から逃げてはだめ。

子育てはそれほど大変なのよ」

 

ええ、頭が下がりましたよ。

ええ、敵いません。母親には。

 

私の母が全部正しいとはもちろん思いませんが、

それだけの覚悟を持てという事ですよね。

仕事や何にでも役立つ心構えだと思いました。

 

とてもお母さんが可哀想だと、

親よりにものを考えていたものですから、反省です。

 

それにしても、母も今になってこんなこと言えるって言うくらいですから、

本当に子育てって難しいのだなと思います。

 

私も将来に人の親になった時、

恥ずかしくない人間であらねば、、、

 

全国のお父さんお母さん。

楽しくも辛い子育て、本当にお疲れ様です。

みなさんは素敵だと思います。

 

最大の敬意を込めて。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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