日本を変えたおもてなし
みなさんこんにちは!
つぼいさとしです。
今日は最近読んだ本で、
とても学びになったことがありましたのでその話をしたいなと思います。
それではいきます!
▼エンタメの夜明け
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みなさんはこのタイトルの本を読んだ事がありますか?こちらです↓↓
この本はどんな本かといいますと、
あの東京ディズニーランドの成り立ちが書かれた本です。
私はディズニーが好きで年に何回も訪れるのですが、最寄りの舞浜駅に着く度に思っていたことがありました。
なんで舞浜に、しかも株式会社オリエンタルランドが誘致できたんだろう?
だってよく考えると不思議じゃないですか?
あれだけのアメリカの大企業の誘致なら、もっと我々が聞いたことあるような日本の企業が誘致してそうじゃないですか。
今でこそ日本有数の大企業ですが、オリエンタルランドも当時はそんなにだったはずなのに、、、、
何社か誘致で競合もしたろうに、なぜ?
そのことをディズニー好きの友人に話したところ、今回の本を紹介いただきました🤔
ディズニーが日本に来た日、
誘致に人生を捧げた方々の物語がそこにはありました。
▼日本を変えたおもてなし
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本の内容を詳細には話せないので、ここでは私が最も印象に残ったストーリーを共有させていただければなと思います。
#固有名詞は避けて、ざっくりと、、
当時、誰もが名前を知る財閥系の企業がオリエンタルランドの対抗社として誘致の立候補をしていました。
なんなら先にある程度現地の役員と話も通していて、かなり有利な立場ではあった。
でも実際にアメリカからディズニー役員が来日した際、彼らはオリエンタルランドに度肝を抜かれます。
オリエンタル側が行い、私が印象に残ったストーリーは以下2つ↓↓
⚪︎思いやりのご飯
みなさんは、海外の人がきたらご飯に何を出しますか?
ほとんどの方が和食だと思います。
実際トップビジネス層の間でも、当時のオリエンタルランドの競合は高級和食でもてなしたそうです。さて、オリエンタルランドはどうしたと思いますか?察しがつきますよね。
なんとハンバーガーとかガッツリすぎるアメリカ食を出したんですw
でもこれは決して逆張りしたわけではありません。オリエンタルランドはもてなせる日が他の企業よりだいぶ後の日程だったんです。
そこで彼らは考えた。
普通、数日異国の地にいたらそろそろホームシックになる頃で、自国の料理が食べたいだろうと想像しました。まさにお客様にハピネスを精神ですね。
結果、それがディズニー役員の方を大層喜ばせたそうです。
⚪︎マジックボックス
これはオリエンタルランドの方々が、ディズニー役員をバスで舞浜までお連れする間での出来事です。
あくまでバスなので、中には小さな冷蔵庫一つしかないのに、、、、
「なんでも好きな物を言ってください」
彼らはこう言いました。
ディズニー役員は少し意地悪して、アメリカ現地しか本人達も頼まないような、少しツウな物を頼んだとか。
なのにあれよあれよと小さな冷蔵庫から望みの物が出てくる出てくる。
あまりにびっくりして、ディズニー役員はマジックボックスだ!って言ったらしいですw
#表現が可愛い
これは至極単純で、前もって現地で働く方に頼みこみ、ディズニー役員が普段現地のお店で頼む物を徹底的にリサーチして、全てのパターンを最小限に揃えていたそう。
いやはやすごい。
▼まとめ
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上で取り上げた2つとも、なんだか当たり前の事にも聞こえませんか?
でも企業の命運がかかった大一番で、相手目線の行動を徹底できる人、企業がどれだけあるでしょうか。
奇抜なことなんて出来なくていい、当たり前のことをどこまで徹底してできるか。
そしてそれを継続できるかが最も大事なことだなと、この本を読んで学びました。
みなさんも是非読んでみてください。
日本のエンタメ業界を変えた人達の信念がそこにはありました。
最高の本でした。
それではまた!!
▼本を出版しています。レビューなど書いてくださると泣いて喜びます🥲